2008年クリスマス企画・闇鍋if

ご主人様と私

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Prologue.

――事の起こりは、笹川宅にて。
いつものように時空を越えて、無理矢理集められたメンバー達。
「ハイハ〜イ、皆さ〜ん、ご注目ぅ〜(≧∀≦)」
笹川が手にしていたものを見て、クレイとリュウは、びくっとなる。

あ・れ・は……!

そう、ベクトル星人御用達の『性別逆転装置』ではないかッ!
何故、あれを笹川が持っているのか……?
謎は深まるばかり。
でもまぁ、いいか。
だってアイツ、時空越えるもん。
もう、むしろ笹川が宇宙人全部倒してよ。
それはともかく、装置を手にして有頂天の笹川が言うんです。
「これを使ってカノジョのいない君達にも、幸せをプレゼントしちゃいます(´∀`*)ウフフ」
余計なお世話だ。
だが、集められたメンバーに拒否権はない。
だって、あのヤロウったら、せっかちにも装置を起動させちゃうんだもん。
目の前で、次々と女性へ変化する仲間達。
「これは……目の保養になるね」と満足そうにハリィに微笑まれ、俯くグレイグ。
銀髪であることを除けば、元の面影全くなし。
テラべっぴん、おまけに超巨乳。やっぱアレか、ビッグマグナムだからか。
「いや、うちのジロに勝てる女体化はおるまい」とか変態な事を言っているのは、似非忍者の斬。
「おじさん!喜んでる場合じゃないッスよ!」
叫んでいるジロは、お世辞にも美少女とか美女とか呼べる顔じゃない。まぁ元が元だし、仕方ない。
しかも胸はまな板寸胴、薄い尻。
一体どこが美少女クレイや美女グレイグよりも勝っているというのか?
それを皆が問うと、斬は胸を張って答える。
「貧乳はステータスだ!」
……あっそ。
マニアックに喜ぶ輩がいる中、さらに笹川は衝撃のプレゼントを告げる。
「女体化したぐらいで喜んでるようじゃ甘いですぜ、お客さん!メーンイベントは、これにゃ〜(ΦωΦ)!」
取り出しましたるは、メイド服。
そして、大きなホワイトボードには、幾つかの項目が記されている。
「相方は、ご主人様となって、女体化メイドさんに、ご奉仕をさせます。それが今年のイベント事項ですにゃん」
どうでもいいが、何故ねこ語なんだ。きめぇ。
それはさておきメイドさんにご奉仕させる、肝心の項目とは――

・メイドさんには「一人称:私」「丁寧語(メイドさん語)」を徹底ですにゃん(ΦωΦ)
・おかえりなさいませの第一歩は、ニャンニャンから(ΦωΦ)
・お食事は、メイドさんが口移しで食べさせてくれるにゃん(ΦωΦ)
・お風呂はメイドさんと一緒に洗いっこ(ΦωΦ*)
・ベッドの上で、メイドさんをいただくにゃん(ΦωΦ)

なんかイラッときたら、とりあえず猫の顎でも撫でておけ(ΦωΦ)にゃん。
「……ちょっと待ってくれ。初めてでフェラチオは厳しいと思うが……」
おぉっと、待ったが入ったー。
入れたのはハリィだ、頭を抱えている。
「そうだなァ。こん中には、これが初エッチってヤツもいるだろうし」
ちら、とリュウに横目で見られて、クレイも俯いた。
何故赤くなる、何故そこで赤くなーるー。
「ご主人様がリードすればいいじゃん。そこは攻め側の腕の見せ所ッチ!( ´∀`)bグッ」
あっさり言ってくれる笹川。
お前、今回は傍観者だからって気楽すぎ。

まぁ、そんなわけで。
拒否権のないプレゼント企画が始まったのであった。
ところで、これ、メイド側はNonプレゼントじゃね?
どうなの、そこんとこ(´・ω・`)

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ハリィ×グレイグ--斬×ジロ--リュウ×クレイ--??×ソロン--坂井×葵野

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