合体戦隊ゼネトロイガー


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act3 Prologue

小等学校を卒業する頃には、ベイクトピアとクロウズの交易交流も盛んになってきて。
私はベイクトピアにある高等学校へ進学しようって思っていた。
お母さんやお父さんが、そうしなさいって言ったから。
でも空からの空襲が激しくなってきて、家族揃って疎開するか、どうするかって話になった時。
狙いすましたように、私達の元へ、あの学校のチラシは舞い込んできたのだ。

それは、パイロット育成学校の生徒募集のチラシ。

お母さんは言っていた。
あなたには無理なんじゃないかしら?って。
でも、お父さんが言ってくれた「お前にも出来ることがあるんじゃないか?」という言葉。
それを信じて、私はラストワンの入学試験を受けることにした。


家族と、友達を守るちからが欲しくって……


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