私のビーストレプリカが、あなたを撃墜してさしあげますわぁ〜
死を恐れぬのでしたら、かかっていらっしゃいませ〜
エメラか!? エメラ、目を覚ませ!!
ごらんあそばせ
ロベルトが私専用のサイクスを作って下さったのですぅ〜
これであなたもお終いですわねぇ、哀れな『故障』者さん
エメラッ!!
せめて、わたくしの手でスクラップにして差し上げますわ〜
装置で増幅されてる間は……何を言っても効かねぇかもしれねぇ……
ごきげんよう、ギア
私の手にかかってガラクタにおなりあそばせ〜
エメラッ!ちゃんと脱出しろよッ!!
あなたは脱出しないで下さいませね、私の楽しみが減ってしまいますわ
破壊したら〜いたぶり殺してさしあげましてよ
ゼイン……久しぶりだね
あの時はこうして君と戦うことになるなんて……
俺達は傭兵だ 今日の友が明日の敵にまわるのは日常茶飯事だろ
でも僕は……君とは戦いたくなかったんだ
ううん、違うな……ひょっとしたらこうなることを夢見ていたのかもね
……?
だって味方じゃ君を独り占めできないだろ?
だからこの手で君を……動けなくすれば独り占めできるよね……
できるものならな
だが、そう簡単にやられるわけにはいかん!
久しぶりだな、ゼロ 7年以来か?
君は……変わらないね そして……僕も
やっぱり……君は素晴らしいよ……
貴様も相変わらずだな、その性格は 治しようがなかったのか?
そう嫌わないで……君って本当に正直なんだね だから好きさ、君のこと
ずっと、ずぅっと僕だけの物にしたいぐらい……愛してる、愛してるんだよ……
夢見る時間は終わりだ! 行くぞ、ゼロッ!!
若葉さん、お話があります
シェンオー、君から僕に話なんて珍しいな
で、何だい?
ゼロという男……殺しましょう
えっ、えっ!?
奴は邪魔です
あ、あのねっ!?
何がどうなれば、そういう結論に達するのかわからないけど……
簡単にヒトを殺す……なんて言ったら駄目だよ!
奴は敵です 若葉さんがしないのであれば僕がやります
な、なんだかわかんないけど闘争心に火がついてる!?
……ふふふ……まだだ、まだだよゼイン
僕はまだ……死なない また……会おう、僕のゼイン……
…………
やっべー……完全にイッてるぜ、あいつ……
あの変態……どうせなら死んで欲しかったところですが
撤退させただけでも よしとしましょう
シェンオー!ヒトの死を軽々しく扱うもんじゃないぞ!?
若葉さんは、あの変態にゼインさんがやられた方がいいと?
えっ!? いや、そんな事は言ってないけど……
僕は嫌です、あの男がゼインさんの名を呼ぶだけでも
ひょっとして……シェンオー、嫉妬してたの?
洗脳を解くには……どうすればいいんだッ!?
ギア、何かビックリさせるような事を言ってみては?
エメラはああ見えて臆病ですから、反応するかもしれませんよ
よしっ
エメラッ! あ……あっ……あっっ……
何ですの〜?言いたいことは、はっきりとおっしゃいな
愛してるぜーーーーっ!!
何ゆってんの、オマエ……?
頭……大丈夫かい?
嬉しいですぅ〜
エメラもギアさんのこと、大好きですよぉ〜
そ、そうだろ?当然だよなっ
ほえ?そういえば、何故サイクスに乗ってるんでしょう?
ギアさんが乗せてくれたんですかぁ?
そ、そうだエメラ!
話は後だ、まずはロベルトをやっつけるぞ!お前の力を貸してくれ!!
わかりましたぁ〜
あっ!! お前の後ろに背後霊がっ!?
霊なんて見えるわけありませんわ〜子供っぽいんですのね、ギア
って、お前に言われちゃなぁ……
一体何故!お前は裏切る!?あれだけ世話を焼いてやったというのにッ
悪いな 飼い犬として終わるより、別の生き方を見つけたもんでね
国を捨てるというのか!?己を育ててくれた国をッ!
……俺達は……飼い犬で満足してるお前とは違うんだよッ
ギア、そろそろ行くぞ
ククク……ははははは!! ギアッ!
オーソリアンを敵にまわしたお前には、最早どこへ行っても味方などいない!!
どこへ行っても戦火がお前を追い回す!お前は自ら死の入り口へ飛び込んだのだ!!
行くがいい……行ってのたれ死んでしまえ、ギアよ!!
変な奴だな 自分で殺そうとしたくせに