FESの歴史「第一次魔戦」

かつてファーストエンドの創世紀時代に起きた、妖精と魔族の戦争。
その中心人物にまつわる設定集です。
なおアナログ時代の創作故に、スマホカメラで激写の取り込み画像となっております。
※画面に写る茶色の跡は(ノートに貼り付けた時の)セロテープです(笑)

でちゅ
アイル=ロイヤル(17・男)
ロイス王国の王子。妖精と人間の混血。
幼児語で喋る甘ったれた我儘であったが、戦争を期に成長――したりは全然せず、やっぱり教育係改め戦後は義父となった騎士デューンにべったり甘えた自己中生活を最後まで送る。終戦後、一応王位は継いだが、実質の政権はデューンにあるようなものであった。お后はデューンの妹リューン。

騎士
デューン=アリテア(24・男)
ロイス王国騎士団長。人間。
能天気だが王家への忠誠は高い。戦争前から王子の教育係を任されていたが、戦争が始まり王子をリーダーに立てた形で妖精連合軍の同盟国探しの旅を命じられ、各国代表との交渉が彼の主な仕事になった。戦争途中でロイス王が命を落とした際、アイル王子をデューンの養子にしろとの遺言を託される。終戦後、これ幸いとアイルに首ったけだった妹をお后に据えて、自分は戦争前からの恋人だったアーリアと結婚した。

よっめ
アーリア=マイ(21・女)
ロイス王国騎士団所属の魔道士。人間。
戦争前からデューンの恋人。魔道士でありながら血気盛んで先走りやすく、男勝りな姉御肌。騎士団が妖精連合軍に組み込まれた後もデューンの補佐として、彼の交渉の旅へ同行する。口の悪い同士でイワンと意気投合。反面、お嬢様のララやバカ王子アイルとは反発しあう。戦後はデューンと結婚。

部下
ゴードン=クライマックス
コーデリン王国の元騎士にして傭兵となったケンタウロス。同盟加入後はアーリアの配下になる。一匹狼気質の上、貴族や騎士を忌み嫌う噛みつき屋でもあるので、なにかとトラブルを引き起こす。

ゆみぶたい
イワン=ヒュプス(92・男)
ファインド王国騎士団長。ダークエルフ。人間年齢に換算すると26ぐらい。
ファインド王国騎士団は弓と魔術の構成であり、そこに目をつけたデューンから同盟の誘いを受けて、初めは人間嫌いであるが故に王も渋っていたのだが、戦いを通じてデューンの人柄に惚れたイワンに説得されて同盟を結ぶ。一匹狼気質で口が悪い。バカ王子は嫌いだが、他の人間には寛容。ララとは戦時中に出会い、一方的にアプローチされる。なし崩しに終戦後、結婚。

にんぎょ
ララ=シニカル(94・女)
海底王国サンダーの最高司祭。人魚。人間年齢に換算すると20ぐらい。
魔族連合の海上要塞を攻める際、水辺での戦力を求めてデューンから同盟の誘いを受ける。海底王国は二つ返事で同盟OK、理由はララがイワンに一目惚れしたから。彼女は海底王国の姫君でもあったのだ……!お嬢様にありがちな世間知らずの自己中を鑑みるきっかけとなったアイルには感謝している。戦後はイワンと結婚し、バラク島へ移住。フラワーサンダーは海神サンダーの宗派を継承する。

じゅうじん
デュペック=ギルロイド(122・男)
ファインド王国騎士団所属の騎士。ワーウルフ。人間年齢に換算すると35ぐらい。
陽気・短気・女好きと、騎士よりは傭兵向きの性格。脳筋故に深く物事を考えない。立場は一応イワンの部下だったのだが、彼は彼で自己中に動き回り、結果としてロイス王が命を落とす原因にもなった。戦後は光の森を抜け出してバラク島へ移住、ビーストメイヤーの先住民となった。

いんぷ
ハニカ=エルニー
魔族(インプ)だが、デュペックを気に入って彼につきまとっているうちに、ロイス王国騎士団へ仲間入り。魔族連合のジルガやグーデンとは顔見知り。彼らとは敵対していないし、仲間意識もない。

はーぴー
リリア=リール(153・女)
魔族連合飛行部隊長。魔族(ハーピィ)。人間年齢に換算すると15ぐらい。
自己中でマイペース、いざとなったら部下や仲間をも見殺しにする。マギを慕っての戦争参加。身勝手な性格が災いし、最後は部下に裏切られて死亡。

うらぎりもの
ハクド=サプライズ(26・男)
魔族連合黒騎士団隊長。人間。
ロイス王に愛想を尽かしてマギ側についた。生真面目であるが故に、王と王妃の対立やバカ王子の我儘放題などについていけなかったのだと思われる。ソフィアとは恋仲。旧知兼元上司デューンとの再会を経て和解は失敗、死闘の末に敗れて死亡。

てんし
ソフィア=バラム(?・女)
魔族連合最高司祭。魔族側についた天神族。年齢不詳。
魔界と天界の共存を考え、考え、考え抜いた末に、この戦争は妖精(というよりも正しくは人間)側に非があるという結論に落ち着き、マギにも停戦を働きかけるつもりで魔族連合へ入った。戦いの最中でハクドと知り合い恋に落ちる。マギには最後まで彼女の言葉が届かず、失望したソフィアは戦争の終結を見ずに天界へ帰っていった。

じゅーじん
グランファー=ジェノバ(78・男)
魔族連合闇魔導部隊長。ミノタウロス。人間年齢に換算すると39ぐらい。
光の森の、そのまた奥地出身。何をするにも田舎者丸出しで、部下にも影で嘲笑われていた。密かにソフィアへ想いを寄せる。心優しく、女子供と戦うのは苦手。だがアイル王子に挑発された時はキレて強くなった。結果的にはデューンに倒されて死亡。

じゅーじん
ジルガ=メッシュ(118・男)
魔族連合森林部隊長。ワータイガー。人間年齢に換算すると30ぐらい。
光の森出身の傭兵。流れの傭兵時代からの裏切り者気質は連合加入後も続き、マギですらも裏切る事しばしば。その自分勝手が祟ったのか、最後はマギに殺される。

へび
ファウスロッド=アラン(46・男)
魔族連合海上部隊長。ナーガ。人間年齢に換算すると26ぐらい。
元々海の住民であり、戦時中は対海底王国の海上要塞を任されていた。正攻法で戦う超ナルシスト。彼が戦争に求めるのは殺戮でもなければ自由と平和でもない……己の美だッ!マイペースすぎて味方も敵もほったらかし。終戦間際で美の追求へと旅立つ。

じゅーじん
グーデン=イール(?・男)
魔族連合砂漠部隊長。ワーフォックス。年齢不詳、自称117(人間換算27)歳。
不老不死の肉体を持つ。かつてはロイス王が魔道士へ極秘裏に命じて作らせた人工生命体であったが、マギに奪われた後は体を乗っ取られる。マギとしての性格は人嫌いで無口。なお、戦争終盤になるまで、グーデンがマギだとは仲間内にも知らされていなかった。

ほびっと
スペリア(70・男)
小人。人間年齢に換算すると13ぐらい。
イタズラ好きの小人。マギの封印を偶然解いてしまう。こいつが全ての元凶と言えなくもない。