小春日和
作品概要
この作品の試み:主軸がない日常話のみで構成この作品の見所:一年を通した主人公の成長
面白くなってくる話数:人物紹介を飛ばして読むなら八話目から
「小春日和って春って意味じゃないよ?」と知人に何回も突っ込まれたの巻。
うるせぇ知っています。
単に心ぽかぽかな雰囲気を出したくてつけた題名です、単語の意味に固執しないで下さい。
新卒で警官になった主人公が優しい先輩のもとで一年間、業務に励む話。
本当は新卒(高卒)では刑事になれないとか、千葉県警に科捜研は存在しないとか、そういうツッコミをフィクションにするのは野暮ってもんだよ?
巷の刑事ドラマと同じ感覚で読んでやってほしいです……
ストーリー解説
1■新生活開始。2■各人物紹介が始まりますが、初っ端から柳がアリエナイ警官。
3■直接の上司登場。
4■須藤くんの先輩を掘り下げ。
5■一課の名物刑事にして先輩のお友達。
6■珍人科捜研。
7■オカルト先輩。
8■ようやく本題に入ります。
9■三島登場。須藤くんから一方的にライバル視されていることなど、この警部補は一生知らないまんまでしょう。
10■須藤くんバタンキュー。健康には気をつけましょう。
11-12■前後編。一課と共同作戦。どんな業務になろうとも、柳は柳。
13■肝試し。須藤くんがキャーしちゃう!
14■須藤くんちに皆が押し寄せてきます。狭い汚い。
15■友達が結婚しちゃうかもしれなくて動揺する長田の話。寂しい。
16■お誕生日おめでとう!須藤くん。
17■警部補がホイホイ部署に来たら皆ヘゲェッてなりますね。暇なんですかね、この警察署(笑)
18■一年経ちました。
19■バレンタインデー!
20■長田による須藤観察〆。今日からは相棒だ!
登場人物解説
須藤 真作:熱血正義漢ゆえのベタすぎる名前。柳とコンビを組まされたものの、長田が好きすぎて色々見えていない。長田の件がなかったら広瀬とは仲良くなれたかも?長田 厚志:新卒へ充てがうなら優しい先輩がいいよね!本当は須藤ラブになる予定だったんだけども、須藤より広瀬との仲が良くなりすぎちゃいました。幼馴染萌え〜。
柳 充:須藤くんの同輩。大阪弁のモデル顔ってのだけが最初から決まっていた設定。大変わざとらしい大阪弁ですが、恋人たちの前では普通に標準語で喋ります。
広瀬 高明:長田の幼馴染にして一課の名物刑事。課が違っても遊びに行っちゃうから大丈夫!そんな暇じゃないだろ刑事課ってツッコミは、毎日事件を追っているわけじゃないから……
内木 夕子:オカルト好きな出落ち先輩。現実を直視するさくらとは犬猿の仲ですが、作中あまり絡みがありませんでした。
日野道 さくら:科捜研所長が、ふらふら出歩いちゃ駄目でしょう(笑)科捜研の女のようにはキリッとならず、ほわほわほーん。
三島 弘毅:警部補という立場上、準メイン。彼から見た千葉県警は、長田以外凡人の集まり。一応部下は全員把握していましたけども、性格と能力で見て長田が一番ご贔屓でした。