七賢者・八英雄
創世記の時代からEist前期まで生きていたとされる、偉大なる賢者。
魔導大戦や聖戦における英雄の陰となり、助力したとされている。
彼らがもっとも得意とする魔術は攻撃ではなく結界や封印の類であった。
人間族の魔導師ゼトラ=ハウゼン。
キャントール族の隠者キャンビー。
オーガ族の戦士、グレイス=レイモンド。
天神族の身でありながら好戦的な司祭のアリア=ゼファー。
二刀流を用い、魔法も唱えられる魔法侍の竜人族ガイア=レヴィン。
妖精族でありながら人間族に始終味方していた忍者のフェイ。
自由を求め冒険者となった人魚族の王妃、リラ。
そして獣人の傭兵、ワーウルフのフェネグラゥス=G=フォートン。
彼らが初めて功績を成した時、人々は彼らを「七賢者」と称した。
E800以降は文献も殆ど残っておらず、肖像画も複製を僅かに残すばかりである。

その時代の節目により、功績を残した者を八英雄と呼ぶ。
第一次魔導大戦の功績者であるロイス王国の騎士、デューン=アリテア。
第一次聖戦時、たった三名で邪神の化身に立ち向かった青年ハウディ。
第二次聖戦時に邪神の地上侵攻を阻止する要となった傭兵、ジミー=ヘンズ。
第三次聖戦の戦局を、たった一人で変えてしまったとされる賢者、笹川修一。
妖精族と人間族の交流の架け橋となった混血児、アイル=ロイヤル王子。
賢者笹川の陰となり、聖戦にて数多くの勝利をもたらした忍び、草薙。
闇の一派に最後まで力を尽くしたダークエルフの召還師、シャウニィ=ダークゾーン。
聖なる種族の繁栄に生涯を捧げた竜人族の王妃、ラウニィー。
彼らの肖像画や石碑は、彼ら縁の地で見ることができる。
だが賢者笹川の記録だけは、ある時代を境にぷっつりと途絶えているという。
専門用語
テレポット(トラベータ)
機人ギルドが開発した、瞬間移動装置。各都市には必ず設置されている。
E800にはトラベータという名称に修正されるが、機能に変化なし。

ゲート
異世界とファーストエンドを結ぶ、次元の門。
ゲートマスターと呼ばれる職業の者にしか、開くことが出来ない。
ゲートを通過して現われた者を、総称して『ゲート通過者』と呼ぶ。
第三次聖戦以降は「禁呪」として使用を禁じられる。

サイバーノーツ(E800頃に登場)
機人ギルドの開発による、搭乗型陸動機。

12の審判
世界の終末が訪れた時、天空より地上へ降りて審判を下すとされている12人の古代守護者。
神のさらに上に存在する、【真人】の遣いであると言われている。

ステルツナイト
神古族の代表五名を指した総称。聖戦の終結と共に、彼らも役目を終えた。