種族:人間族
この地上でもっとも数が多いと思われる二足歩行の種族。
特殊な能力はありませんが、生に対する執着はどの種族よりも強いことでしょう。
人間
一般的にいわれる人間は、特殊な力も持たず、能力も平均的で、
それでいながら地上を占める数がもっとも多い種族のことをさしています。
強化人間
人体改造をおこなった人間です。
打撃攻撃に関しては打たれ強く、滅多なことでは死にません。
そのかわり、魔法への抵抗力が普通の人間よりも低いです。
魔導人間(マテリアル・ドール)
魔導の力により、ゼロから生みだされた人工の生命体です。
魔法への抵抗力が高い反面、物理攻撃には非常に打たれ弱いです。
種族:魔族
魔界に住む高等種族です。容姿は端麗な者が多いですが、中にはグロテスクな者も……。
魔力・知力がとても高く、彼ら自身もそれが誇りのようです。
性格は残忍で狡猾。殺戮を好む者が多いようです。
空を飛べるという他に、必ず何か一つ特殊な能力を産まれながらに持っています。
種族:ナビ族(神古族)
聖戦の影響で神古族から突然変異した、アルカナルガ島のみに住んでいる稀少価値種族です。
普段は人間族と変わりませんが、特殊な能力を持っており、力を使うときに容姿が変化します。
変化する容姿は各集落の民によって若干異なります。
ナビ族は排他的な掟を持つため、混血児は産まれると同時に殺されてしまいます。
ナビ族ラミ(旧称:青の一族)
川辺近くに集落をつくり住んでいるようです。
特殊能力は簡単な病気の治癒と衰弱した体の回復です。
力を使う時だけ髪の毛、そして肌の色が青くなります。平和を愛する人が多いようです。
ナビ族ラギ(旧称:赤の一族)
戦闘を何よりも好むため、集落は常に戦場の近くに作る移住の民です。
特殊能力は炎による攻撃で、力を使う時には髪の毛が深紅に染まり体全体が炎に包み込まれます。
好戦的な人が多いようです。
ナビ族ラダ(旧称:緑の一族)
森や林の中に集落をつくり、草木を守っています。
特殊能力は木々との会話と風を使った攻撃ですが、あまり強くはありません。
力を使う時だけ髪の毛が緑に染まり、耳が兎のように長くなります。
気まぐれで、自由気ままを好む人が多いようです。
ナビ族ラガ(旧称:黄の一族)
農耕民族で、のんびりした人が多いようです。
特殊能力は桁外れの怪力。その為か、一族の男は筋肉質な人が多いです。
力を使うときだけ髪は金髪に変わり、通常の2倍は体が大きくなります。
地底や平地に集落をつくるようです。
ナビ族ラナ(旧称:聖の一族)
聖地と呼ばれている山に集落をつくり、下界との交信を断っています。
特殊能力は蘇生と治癒で、力を使うときだけ髪が白く染まり背中に白い羽根が生えます。
穏やかな性格で、善神ゼファー信仰徒の人が多いようです。
ナビ族ラカ(旧称:闇の一族)
魔界に集落を作り住んでいます。好奇心旺盛な者だけが地上にあがってくるようです。
独自の社会を持っており、王族だけが人間に近い容姿を保っています。
特殊能力は分離と怪我の再生です。致命傷でない限り、多少の傷なら自力で回復します。
力を使うときだけ髪の色が碧がかった黒に変わり、頭に二本の角が生えてきます。
黒の一族
血と血が混ざりあって生まれた新種の神古族です。
人間とともに暮らしているか、黒の塔と呼ばれる高い塔に住んでいます。
能力は両親によって異なり、髪の色も混色です。
(E502年頃にいた種族です。E800年頃には絶滅種指定されました)
種族:機人族
鋼鉄の身体を持つ種です。体には血液の代わりにオイルが流れています。
電気や磁気に弱いかわり、炎をものともしません。精神的な魔法も効きにくいのが大きな特徴です。
ただし食料はオイル系のものだけを摂取し、故障は機械技師にしか治すことができません。
頭(脳)を破壊されない限り死亡することはありません。
(脳が無事なうちは動けなくなるだけで、死にはしません)
ロボット
ゼロから人間たちの手によって創り出された機械の者をこう呼びます。
設計者の打ち込んだ命令しか聞かず、自我を持ちません。
無骨な容姿のものしかありません。(亜種族型のモデルはありません)
アンドロイド
ロボットと同様ゼロから人間たちの手によって創り出された機械の者ですが、
自分で考えることのできる人工知能を持った高性能なロボットです。
たいがいは人型モデルで作られています。
サイボーグ
他種族の身体を一部機械に改造したものです。
機械化の影響か、元の種族の特殊能力は使えなくなっています。
肉体的にパワーアップしていますが「傷の痛み」を感じることができません。
種族:妖精族
精霊界からゲートを使い、人間界へ移住してきた者たちです。
知力・魔力がとても高いぶん、体力にはあまり自信がありません。
ハイエルフ
森の妖精。容姿端麗、体格は細めです。
魔術知識が豊富で争いを好まず他種族との交流を嫌います。
彼らは森の奥深くにしか住みません。耳が尖っており、とても色白です。
ダークエルフ
元々は森の妖精でしたが、魔術の追求を望むあまり闇に墜ちたエルフです。
多種族から迫害されているため、希に冒険者の中でしか見かけません。
耳が尖っており、とても色黒です。
ハーフエルフ
他種族とエルフの混血です。能力は半々といったところでしょうか。
人間たちとは一緒に住めますが、ハイエルフの森には絶対に入れません。
どちらの親の血を濃く引いているかによって容姿は異なります。
ドワーフ
土の妖精。たいがいはビヤ樽体型でヒゲモジャ、手先は意外に器用なようです。
妖精にしては体力・腕力が高く魔力は低めです。
小人
陽気でほがらかな小妖精。善悪の意志が欠けていますが、誰に対しても友好的です。
魔力は並ですが、敏捷と器用さにかけては一番でしょう。
フェアリー / ニンフ
手のひらサイズの小妖精。女性をフェアリー、男性をニンフと呼びます。
背中に透明な羽根がはえています。
少々悪戯がすぎるようですが、けして悪気はないのです。
魔導生命体
精霊界に住んでいます。体を持たず、発光体となって漂っています。
魔力・知力共に高いのですが、人間界の出来事には全く興味がないようです。
気まぐれで、たまに力を貸してくれることはありますが、自分から戦いの場へ出ていく者はいません。
種族:ねこまんと族
ねこまん島のみに生息する、白くて ぽわぽわした体毛に覆われた生き物です。
外出するときは白いローブを羽織る外見から、学名は「白妖精」とも呼ばれていますが、
生態的には妖精と言うよりも精霊に近いです。
幼児語(語尾が「〜でちゅ」)で話し、一人称が「ねこ」の者が多いです。好物は死肉。
全体的に低い能力で、あまり冒険者には向いていません。
長は必ず「ねこまんちょす」と名乗り、長ではないねこまんとがこの名を名乗ることはできません。
種族:獣人族
特筆すべきは体力の高さと腕力にあると思われる、頭または体が獣の種族です。
姿形は異質ですが、二足歩行で動き、口にするモノも人間とあまり変わりません。
ワーウルフ / ワータイガー / ワーフォックス / ミノタウロス
左から順番に、頭が「狼」「虎」「狐」「牛」の獣人です。
全身がみっしりと毛で覆われており、ミノタウロスは足が蹄になっています。
何事も力押しで、考えごとをするのは苦手な人が多いようです。
ケンタウロス
下半身が「馬」の獣人です。獣人にしては高い知力と理性を誇りにしています。
悪は絶対に許さず、人間族や他の獣人とは折り合いが悪いようです。
キャントール
頭が「犬」の獣人です。獣人の割には体力・腕力が低く、かわりに知力が高めです。
獣人の中では唯一の平和主義で森や湖の畔に住んでいます。
独自の社会生活を営んでおり、滅多に集落の外へでていくことはありません。
種族:人狼族
狼と人間の姿を持つ種族です。変身方法には二種類ありますが、各種の民によって分類されます。
ライカンスロープ
太古にかけられた呪いのため、自分で変身を抑えることができない狼人間です。
普段は人間と同じですが、何かの拍子によって狼に変身してしまいます。
シルヴァニア・ウルフ
全身が銀色の毛に覆われた狼に、自発的に変身することができる種族です。
銀狼族とも呼ばれています。
普段は人間と同じ容姿ですが、銀髪で美形が多いのが特徴的。
光の森に住むシルヴァニア族は独自の社会を形成しています。
種族:飛翼族
背中に鳥のような羽根がはえている種族です。性格は凶暴かつ好戦的な者が多いようです。
不潔でみすぼらしい衣類を好み、容姿も綺麗ではありません。
足の先が鋭く尖っていますので常に裸足です。靴を履いても破れてしまいます。
種族:海洋族
海中や海辺に住んでいる種族です。
水属性の攻撃に強く、火と雷属性の攻撃に弱いのが共通の特徴です。
マーメイド / マーマン
女性はマーメイドと呼ばれ、上半身が「人間」下半身は「魚」です。
男性はマーマンと呼ばれ、上半身が「魚」下半身が「人間」です。
女性は陸に上がると、足が人間のような形状に変わります。
首筋にえらがありますが それさえ気にしなければ、女性は美しい種族です。
ナーガ
上半身は「人間」下半身は「蛇」の民です。
舌は二股に分かれており、ややキツイ目つきです。
残忍な者もたまにいますが、大抵は魔術の研究に忙しくてそれどころではないようです。
リザード
全身が硬い鱗で覆われているトカゲのような種族ですが、知能はそれなりにあるようです。
二足歩行で行動します。好戦的な者が多いですが、寒さには勝てないようです。
種族:竜人族
天界に住む天神族やゼファーを守るために生みだされた戦士たちです。
硬い皮膚と鋭い牙を持ち、成長すると空を飛ぶこともできるようになります。
ドラゴン
野生のモンスターが理性を持ち、戦闘用に調教されています。
堅い鱗に覆われており、容姿は蛇やトカゲに似ています。
体長は大きくて20メートルを越す者も。
店に入ることができないので冒険者をやっていくのは大変でしょう。
タトゥー
普段は人間と同じ容姿です。
ドラゴンに変身することもでき、理性を失うことなく戦える戦士たちです。
通常はドラゴンを召還したり、ドラゴンに乗って戦います。
種族:天神族
天界に住む、善神ゼファーの子孫です。
神様の血を引く彼らは博愛主義者が多いです。
セラフィム
背中に白い羽根がはえており、頭上には光の輪が輝いています。
神聖の力は生まれたときから身につけており対魔族戦では絶大な効果を発します。
エンジェル / キューピッド
セラフィムの幼児時代をこう呼びます。
女の子をエンジェル、男の子をキューピッドと呼びます。
無邪気で善悪の判別ができていません。
種族:妖怪族
魔界に住む下等種族です。大抵は姿が整っておりませんが、中には人間に近い容姿を持つ者も。
好戦的で考えるよりも先に行動にでてしまう者が多いようです。
性格の悪さと知能の低さから、冒険者になることをギルドから許されていません。
種族:古代守護者
ロストガーディアンとも呼ばれています。
神に直接その称号を与えられた者だけがなれる究極の生命体で、その寿命は神と同等だと言われています。
言語
標準語:人間・人間以外でも冒険者なら大抵話せる
精霊語:妖精族・獣人族・人狼族・ねこまんと族
天界語:天神族・竜人族
魔界語:魔族・妖怪族