BLACK NIGHT
概要
この作品の試み:台詞と地の文章を切り離した形式
この作品の見所:アレックスvsマリエッタ
面白くなってくる話数:4話以降
ワールドプリズという新世界を定着させるにあたり、黒騎士団の説明として作られた話。
通称・黒い夜。あんまり楽しい話じゃないですっていうか、主人公がレイプ犯。
しかも目付きが悪いせいで虐められて、性格まで歪んじゃった陰キャです……
アレンは最初から最後まで、すごい当て馬扱いで可哀想な奴ですね。
黒騎士じゃなかったら、活躍できた実力だったろうに。
ストーリー解説
1〜3話:黒騎士メンバーの相関図
4話:シェリルがレイザースへ来た理由
5話:シェリルとキリーのイチャイチャ(語弊)
6〜7話:怪獣デスマッチ
8話:シェリルとキリーのイチャイチャ(本番)
おかしいな、黒騎士が主役のはずなのに、全部シェリルに話題を持っていかれたぞ……?
やはり陰キャよりは陽キャのほうが動かしやすいんです、ごめんねキリー(笑)
亜人の島の基本設定が、ここで完成しました。
登場人物解説
キリー=クゥ:後半ヒロインに立ち位置を奪われた主人公。眉なし陰キャが主役を張るのは無理がありました。強姦魔だった最悪な過去を持ちながら、作中で死にませんでした。一応主人公だから仕方ないね。ラストは旅立つようなことを言っていますが、お金がなくて何処にもいけませんでした。
アレックス=グド=テフェルゼン:レイザースで一、二位を争う強い騎士、とされながら実は作中勝ち星が滅茶苦茶少ない不運の人。所詮はナンバー2。怪獣とのドタバタの合間でシェリルに惚れました。(ロリコン疑惑)
アレン=ホーク=ジェイト:反逆者ジェスターの実弟という超ハンデを背負っているからなのか、いまいち目立たない立ち位置に落とし込められました。彼が主役だったら、この物語の展開は大幅に変わっていたかもしれませんが、シェリルは、やっぱりキリーを好きになったと思うよ!
セレナ=カザ=アールバイン:拙宅作品には必ず一人いる、ヒステリックな女性キャラ。まだ17歳なのにキリーには口うるさいオバチャン扱いされていて不憫。ジェスターの元ファンですが、実際には一度も会話を交わしていません。噂の又聞きでのファンです。割と軽い憧れだな。
ジェーン=クロウツ:何のために出てきたんだか判らない元傭兵。結果的には、甘っちょろい騎士たちに戦闘の厳しさを教える役になりました。彼女の見せ場はココじゃない、ビヨンドだ。初出で日陰になった救済ですけど。
シェラ=リードルート:略称シェリル。ヒロインだけど主役のような活躍っぷりです。呪われたので幼女になっているが、正体はドラゴン(亜人)&島の仲間を誘拐されたのでレイザースへ来たっていう設定だけで見切り発車して、後付でキリーとの恋愛が発生しました。