作品紹介

-自作品紹介-

獣世紀

概要
ガイワイア星では、ヒトをより強く進化させる装置を開発していた。星に住む人々はその装置を「獣人化ビースト」と呼び、装着した者達を「ビーストウォーリアー」と呼んだ。この装置は元々開発用に作られた物であったが、眠れる本能がそうさせるのであろうか。人々はこれを戦いに用いるようになり、そして戦争があちこちで起こるようになっていった……
作品詳細
読み:けものせいき
形式:SRC用シナリオ
配布:2001年〜2004年頃まで
年齢指定:全年齢
ジャンル:異世界 / SF / シリアス / 恋愛
世界観:惑星ガイワイア
全20話・隠しキャラ有・マルチエンディング
世界観:ガイワイア
機械文明と人工生命体技術が発達した異世界の惑星。
各国で戦闘用機体の製造を競っている。
五つの国は均衡を保っているが、いつ、どこで戦争が起きてもおかしくない状況にある。
世界概念
宇宙の概念がない。
機械文明はSAYCSに偏っており、人々の暮らしに関する技術は低い。
交通手段
全ての移動手段をSAYCSに委ねる。
SAYCSは非売品故に、自作できない者の移動手段は徒歩に限られる。
単位
年号:ビース
通貨:B(ビル) 金属で作られた四角い板。
長さ・重さ・その他の単位は現代地球と大体同じ。
種族
ヒト
最も数が多い知的生命体。
他惑星からの開拓移住者をルーツに持つが、大半は混ざり合って元の惑星が判らなくなっている。

バイノア
特殊能力を持つ知的生命体。
人工と生まれつきの二種類がいる。
人工はヒトよりも長寿で、SAYCSへ乗るために生み出された。

サイボーグ
ヒト&バイノアを機械技術で強化したもの。
厳密には種族ではなく、人体改造。

素体
バイノアの元となった人工生命体。
大抵は短命、死んでも一度までなら蘇生できる。

獣人
過去に存在したガイワイアの始祖族。
ヒトを凌駕する並外れた筋力と体力を持つ。

動物・植物
知的生命体以外の生物。
他種族との意思疎通は不可能。
国家
オーソリアン
東大陸に位置する、人口の半分以上が人工と天然のバイノアで占められた国家。
庶民レベル以上の生活ができるのは天然バイノアのみで、ヒトと人工バイノアの扱いは低い。
最も機械化が進んでいる先進国。住民の心は冷たく利己的。
ヒトを道具として考える教育が行われており、人体改造も行われている。
また、SAYCSに乗れないヒトは役立たずと見なされてしまう。
バイノア研究に関しては、他国より遙かに進んでいる。
SAYCSとバイノアの連携についても研究が進んでおり、バイノアの能力である自己再生とSAYCSを組み合わせた「自己再生機能」を持つSAYCSも研究されている。
天然バイノア:金髪赤眼
人工バイノア:緑髪青眼
サイボーグ:黒髪赤眼
ヒト:開拓民の末裔(外見は様々)


ツェッペル
西大陸に位置する国家。軍事に力を入れている。
だが、どちらかというと力を入れているのは、SAYCSではなく生身で扱える武具に偏っている。
ヒトは白兵戦にこそ真価が問われるという方針。
表向きは貿易国家として成り立っており、経済は比較的豊か。
純血:赤髪
混血:外見は様々


ノンポリ
南大陸に位置する、豊かな樹海に囲まれた国家。
希にガイワイア星の始祖族「獣人」の血を引く者もいる。
文化レベルは全世界で一番遅れている。
また、そのことを自然と同調するという意味で誇りに思っている。
住民は野性的ではあるが、割と温厚なヒトが多い。
純血:桃色の髪
混血:外見は様々
獣人の血筋:橙色の髪or金髪


ソレイア
北大陸に位置する国家。
SAYCSや兵器に関する研究が盛んで、軍事に関しては世界一を誇る。
大型の対空兵器や戦艦を所持しているのもソレイアのみ。
傭兵養成も盛んで、専用のスクールがある。
集められた素質者は、いつでも実戦に出られるよう、毎日戦闘訓練を受けている。
毎年新型機のテストを受け、才能が優れた者は新型機を自機として受け取ることもある。
純血:銀髪
混血:外見は様々


メキシク
中央大陸に位置する国家。
学問に力を入れており、貿易も盛んに行われている。経済面は豊かなほう。
芸術面でも数多くの芸術家を生み出している。
しかし、それらは表向きの姿であり、裏ではバイノアなど能力者の生態研究やSAYCSの開発が行われている。
純血:金髪
混血:外見は様々

季節
作中季節(開始時):春
専門用語
念動力・超能力
どちらも精神力を指している。
念動力は人工バイノア、超能力は天然バイノア及びヒトの超能力者が持ち得る能力。
ヒトの超能力者は天然バイノアよりも強い能力を持ち、忌み嫌われている。

SAYCS(サイクス)
元々は太古にガイワイア星に住んでいたとされる「獣人」の力を研究するために創られた装置を指していた。
初期型は巨大であったが開発が進むと共に縮小化され、ヒトが乗り込めるように改造されたのが現在の戦闘機SAYCSである。
発明者はサイラックス=アゲイン。彼の頭文字を取ってサイクスと名付けられた。
素質のある者にしか扱えない機体でありながらSAYCSは全世界で運用されており、今では戦争の主力となっている。
「獣人」に敬意を表して「獣」をかたどった物が多い。
SAYCSに搭乗するヒトはSAYCER(サイカー)と呼ばれることもある。
機体に迷彩という概念はなく、ほとんどの傭兵が自分好みの色で塗っている。

東西戦争
オーソリアンとツェッペルの間で起きた小規模戦争。
すぐに終結したものの、双方ともに相当な死者を出した。

北方戦争
ソレイアで起きた傭兵部隊同士の内乱。
実際にはオーソリアンが実験と称して仕掛けた戦闘実験であった。
獣世紀のシナリオが再UPできないのは、恥ずかしい以外にも理由がありまして……使用MIDIの大半が「素材元サイト死亡」案件なのです。で、その素材の元名で検索してみたら、本来の著作者ではない人のサイトで無断配布されていた件について語ろうか。

ガイワイア星人は全員、開拓民(他惑星人)と原住民(獣人)の混血ですが、若葉とラキアは特に移住民(初期開拓民)の血が濃く残っています。アイコンではハッキリ見えませんけど、ラキアの耳は尖っています。
<若葉は、どの時代の地球人の末裔なのか>
if未来地球の末裔です。その地球では宇宙開発が、かなり進んでおり、近辺惑星にコロニーを持ち、遠距離走行できるまでにロケットも進化しています。人間の住める惑星を見つけて移住先とするために開拓事業が展開されています。

<SAYCSの運搬方法>
乗っていく以外の運搬ですが、持ち主の声音認識で、どこからでも呼び出せます。
呼び出された機体の移動方法は
陸動機:各大陸をつなぐ地下通路を走る
水陸両用:水面を走る
飛行機:空を飛ぶ
といった具合に。通路が何らかの事情で封鎖されている場合は土中に潜っての移動で、どんな手段を使ってでも持ち主の呼び声に答えるハイテクノロジー。


(2025/2/1〜2025/3/22 ぐだぐだブログからの転載)

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