白騎士団の憂鬱

平坦なる世界、ワールドプリズ。その中央、一番大きな大陸に控えるのがレイザース王国である。
かつて、この大地には数多くの国家がひしめき合っていた。
それを一つの国に統一してしまったのが、レイザースの初代国王であった。
そのやり方たるや乱暴なもので、レイザース王国の歴史は略奪と殺戮、横暴な武力で成り立っている。
だがレイザースの国民はおろかワールドプリズ全ての住民が、それを当たり前だと信じて疑わなかった為、レイザースは非難されることなく世界の覇者となった。
――今やレイザースに占拠されていない場所は、北のメイツラグと、北西に浮かぶ亜人の島を残すのみとなっていた。
南国諸島ファーレンがレイザースの門軍に下ったのは、皆の記憶にも新しいだろう。
まぁ、あの国は貧乏で有名だったし、今まで残っていたほうが奇跡でもあったのだが。

王国とつくからには、レイザースは王制度である。
レイザース王の発言は非常な力を持ち、王の一言で人生全てを棒に振った人も少なくない。
だが、レイザース以外の国に住む者は知らないだろう。
実は、王よりも王女のほうが、より強い発言力を持つことなど。
レイザース陸軍白騎士団隊長グレイグ=グレイゾンも、王家に人生を振り回された犠牲者の一人だ。
彼は王女マーガレットの「格好いいから護衛につかせたい」という理由一つで、白騎士団長の座に納まった。
いや、収められた。団には、彼より年季の入った者や、彼より身分の高い者もいたというのに。
しかしグレイグ=グレイゾン――通称グレイ――は、レイザースの中でも一位二位を争うほどの剣の達人だった。
王女の申請に加え王の一言もあり、結局のところ、誰もが彼の着任を認めざるを得なかったのであった。
とはいえ、彼の着任は否定されてばかりであったわけでもない。
彼の着任を喜ぶ者達も大勢いた。
古くからの友人、彼の師匠。それに彼は庶民の出だったから、多くの庶民からも歓迎を受けた。
これまで団長の座に収まっていたのは、いつも貴族ばかりだったので。


そしてグレイが着任して、数ヶ月後。初めての大事件が、彼を襲った。


「国王陛下の、おなぁーりぃーッ」
朝も早くからレイザースの王城では、国王以下、身分の高い家臣達が集まって会議を開いていた。
無論、ただの会議ではない。緊急事態が発生したのである。
王座の隣で直立不動の格好のまま、グレイは気を引き締める。
グレイが着任してからレイザースは一度も戦争を起こしていない。
だが、彼には戦いの予感がしていた。緊張した空気から伝わってくるのだ。
「……さて諸君。大変な事態が起きてしまった。これを読んで欲しい」
重々しく席に着いた国王が、机の上に差し出したもの。それは一通の手紙だ。手紙には、こう書かれている。


拝啓

貴国は、ますますご繁栄のことと お慶び申し上げる。
さて 我々は今より半月の時を待って、貴国へ攻め入ろうと計画している。
理由?決まっている。
復讐だ。

ジェスター=ホーク=ジェイト

お前らは、この名前に見覚えがあるだろう。
この者に対し、お前らが何をしたのかも記憶に新しいはずだ。

私は復讐する。
力に対しては、絶大な力で。
私は力を手に入れた。

今宵、王城へ向けて怪獣軍団が出発する。
その数、七匹。
貴公らに止められるかな?
自慢の武力で止めてみるがいい。
止められるものならばな。

共に滅びの道を


「ジェスター……!ジェスターだと!?」
「あの男、まだ性懲りもなく戻ってくるつもりなのか!」
手紙の中にある名前を見た途端、家臣達が騒ぎ出す。
ジェスター=ホーク=ジェイト、この名にはグレイも聞き覚えがあった。
かつて黒騎士団を指揮していたが、王家に反逆を抱き除名された騎士――

レイザース陸軍には、二つの団がある。
一つはグレイの指揮する白騎士団。もう一つは黒騎士団。
その名が示すとおり、白騎士団は白い鎧を纏った騎士。
黒騎士団は黒い鎧を纏った騎士で構成されていた。
黒騎士ジェスターは強い騎士であったが、黒騎士団のイメージが悪くなったのも、この男が原因だと噂されている。

卑怯、粗暴、乱暴。
荒々しい部分が他の貴族出身な騎士とは違って見えたか、一部の女性からは人気があったものの、彼に対する貴族や王族、一般庶民達の評価は極めて低い。
彼が王家裁判により国からの追放だけで済んだのは、比較的運が良かったとも言えよう。
ざわめきを手で制し、場を鎮めてから王は言った。
「手紙にある怪獣とは、各地で発見されている謎の大怪獣の可能性が高い。黒騎士団にも一応命を出してあるが、こちらも奥の手を使う。グラビトンガンを出す」
「なっ……!怪獣とは、それほどの敵なのでございますか!?」
グラビトンガンとはレイザースが発明した地上最強の兵器であり、
ひとたび発射されれば前方の障害物を全て吹き飛ばす威力を秘めている、恐るべき大砲である。
この大砲のおかげで、レイザースは大陸制覇を成し遂げたようなものだ。
軍隊に向けて発砲したことは多々ある。
だが一個体、それも一匹の生物に向けて使ったことはない。
一応七体で来るのだから軍団と言えないこともないが、しかし――少し、大人げなさ過ぎやしないか?
そんな想いが貴族達の脳裏を掠める。彼らの思いを察したか、王に目線で促されグレイは報告した。
「黒騎士達には既に被害が出ています。一体を退治するのに負傷者を数名」
「ハ!黒騎士では仕方あるまい!テフェルゼンぐらいだろう、まともに戦えるのは」
誰かが鼻先で笑い、他の家臣達も冷笑を浮かべる。
「貴殿が五十名いれば黒騎士団もマトモに戦えるだろう」などと、返事に困る言葉をグレイへかけてよこす者もいた。
「確かにそうかもしれん……だが、黒騎士団とて我がレイザースが誇る陸軍の一部。それが多勢に無勢で押されているのだ。怪獣の実力、侮ってはならぬ」
王の顔には冷笑は見えない。苦渋の色だけが浮かんでいる。
それを見た家臣達も自分達の軽口を恥じ、事の重さを再確認した。
王が、レイザースをまとめてきた王が自らグラビトンガンを使うと決心したのだ。
王の決断を侮ってはいけない。疑ってはいけない。王はいつでも正しかったのだから――!
「では、砲台設置を急ぎませんと」
「私は庶民達に避難勧告を出して参ります」
「私は……」
慌ただしく席を立ち、各々の任務へと重鎮達が走っていく中。
国王が、傍らへ立つグレイゾンへ声をかける。
それは注意して聞いていなければ、うっかり聞き逃してしまうほどの小声だったが、
緊張していたグレイの耳には、よく届いた。
「新生白騎士団、いよいよ初陣だ。頑張るのだぞ、グレイよ」
「……必ずや、この国を守ってごらんにいれます」
深々と頭を垂れて王へ会釈をすると、グレイは踵を返して宿舎へと急いだ。


レイザースへ続く道から、脇にそれた森の中。
木々に紛れ込むようにしゃがんでいた男が、通信機を取り出す。
「全員配置終わったか?」
それに答える声が幾つか、電波を通して聞こえた。

『こちらボブ。モグラの配置は完了』
『レピアだけどさ、言われたとおりスパイダーを設置しといたよ』
『モリスです。街道方面とD地点でのボム散布、終了しました』
『あーこちら、ルク。木の上で待機中です。つか、足が痺れてきたんスけど』
『文句言うなよ、新人!俺だって痺れてるんだぞ』
『先輩はスナイパー業長いから大丈夫っしょ。俺ぁ新入りなもんでねェ』
『バージ、ルク、やめなよ。喧嘩するなら通信切ってからにしなよね!』

報告とは関係ない雑音も少々混ざったが、部下の準備は全部完了したようだ。
男は満足げに頷く。ハリィ=ジョルズ=スカイヤード。それが、この男の名だ。
十五歳の頃に家を飛び出し、傭兵家業へ足を踏み入れた。
以降、快進撃で階級を上り詰め、三十歳の若さで『大佐』の称号を得るまでに至る。
彼の噂を聞きつけ集まった傭兵達は沢山いたが、彼は常に数人としか仕事を引き受けなかった。
黒人ボブ、ハリィの元学友でもある怪力の大男。
それからバージニア、愛称はバージだが、彼は百発百中のスナイパーだ。
紅一点のレピアは気の強いのが難点、しかし射撃の腕と度胸は満点といってもいい。
真面目なモリス、陽気なジョージ、内気なカズスン。皆、長いつきあいだ。
先ほど愚痴を垂れていたのは、ルク。
本名はルクレイツォーネというらしいが、長ったらしいので皆、彼をルクと呼んでいる。
ハリィの部隊に入った歴は一番浅く、今年になってからだ。
ルクの特徴をまだ、ハリィは掴んでいない。
つかみ所のない飄々とした男で、扱いに悩んでいるといってもよかった。

――で、そのハリィ率いる傭兵部隊が森で何をやっているのかというと。
レイザース王都へ向かう怪獣軍団を待ち伏せし、奇襲をかける手はずでいた。
黒騎士団も途中の道で奇襲をかける作戦だ、とはグレイゾンから前もって聞かされている。
二重の奇襲攻撃とは、随分と念の入った話だ。
『黒騎士、来ませんね……どこで寄り道してるんでしょうか』
「これは俺の予想だが、恐らく敵は黒騎士側にも攻撃を仕掛けていると思われる」
黒騎士団は襲われている。ハリィは自分の予想に自信を持っていた。
でなければ、あの『黒のテフェルゼン』と呼ばれるほどの名剣士アレックス=グド=テフェルゼンが奇襲に遅れるなど、あり得ない。

黒騎士団はルーズ。これはレイザース国民なら誰もが持っている黒騎士団のイメージだが、本当は違う。
黒騎士も白騎士も、根っこの部分は同じだ。国に対する忠誠心は厚い。
今は王城の危機だと判っているのだから、奇襲命令を受ければ、黒騎士団とて、すぐに駆けつけるはずだ。
別回線から通信が入り、ハリィは応答する。
相手は王城に構える白騎士グレイからであった。
首尾を確認すると同時に、怪獣がハリィのいる地域へ入ったとの情報も受ける。
怪獣達は二手に分かれ、一方は道なりに。
もう片方は森を大きく迂回して反対側から攻めてくるつもりらしい。
情報のみを伝え切ろうとするグレイに待ったをかけ、ハリィは尋ねた。
「勝算はあると思うか?」
『……全力は尽くす』
暗く沈んだ声を残し、通信は切れた。
白騎士団は総勢百名を越える大所帯。
騎士の数を七割とすると、残り三割が魔法の使い手達である。
その大軍を指揮する総大将であるはずのグレイゾンですら、この戦いに勝機があると断定できないとは。

――怪獣ソルバット。
グレイから伝え聞いた情報によれば、亜人の島から来た生物である可能性が高い。
黒騎士団には、なにやら専門のアドバイザーがついたという噂も入ってきている。
さらに首都ではグラガンを出すという噂もあり、これで負けるようなことがあればレイザースの歴史も、ここで終わろう。

『大佐、レーダーに反応!あいつら、二手に分かれたみたい』
「人間型は、どちらへ向かっている?本道か」
『あ、うん。人間反応を示してる奴は、まっすぐ向かってきてるね』

今回の騒動の首謀者、といってもいいはずだ。
怪獣を指揮している、この人物は。
国王の元へは不審な手紙が届いたという話も、ハリィはグレイからチラ聞きしている。
今回の件については並の傭兵よりは情報を得ていた。
グレイグ=グレイゾンは、彼の親友なのだ。
恐らく、本道を向かってきている人間型の反応。
こいつが手紙を送ってよこした本人であろう。
後ろから奇襲しないだけ、肝の据わった人物といえる。
いや、レイザースが世界一の軍事国家であることなど、五歳の子供でも知っている。
それに真っ向から楯突こうというのだ。肝が据わっていないわけなど、ないではないか。

『本道を怪獣三匹と人間一人が通過。そろそろボム地帯に入ります』

モリスが地面の下に仕掛けたボム――
クラウドボムは上から衝撃を与えられると爆発し、四方一帯に毒物を散布する。
人が踏んでも発動するのだ、怪獣の体重が加われば確実に発動するだろう。
中には凶暴な虎でも短時間でコロリといくほどの強力なやつが入っている。
いかな未知の生物といえど、これを八つもくらえば無事では済むまい。
待機しているモリスは一応防毒マスクに耐毒スーツと、念入りな格好をさせてある。
八つのボムが全て発動しようと、彼だけは無事でいられるはずだ。
もっとも、発動を確認と同時に、そこから待避するよう彼には前もって命令してあったが。

『三……二……一……きたッ!』

はるか遠方で爆発音、続けて空に紫色の煙が立ちのぼる。
ボムが無事に発動したことを証明する煙だ。
双眼鏡で目をやると、水平線の向こうに紫色のモワモワした煙が道を塞ぐかたちで充満しているのが見えた。
数時間、いや、数十分後。絶望的な悲鳴が通信機を伝わって聞こえてくる。
『駄目だ!毒ガス、全然効いてねェぜ!?』
「――なんだと?」
『ば……馬鹿なッ。怪獣達はともかく、あいつまで、なんで効いてないんだ!?八つだぞ、八つ全部発動したってのに!息をしないで通り抜けられる程度の距離じゃなかったはずだ!』
モリスが叫ぶ。
彼は一番間近で見ていたのだから、混乱する気持ちもわかる。
幅にして五メートル近くの毒ガス地帯を抜けてきた怪獣軍団は誰一人弱りも顔色悪くもせずに、堂々と行進を続けていた。
「毒に耐性があるってのか。厄介な奴らだな」
『どうする、ハリィ!?狙撃させてみるか?』
「いや、狙撃はまだ早い。距離がある。レピア、スパイダーは何処に仕掛けた?」
『本道とC地点だよ。あ、そういやD地点のボムは発動したの?』
『まだだ。――!?大佐、ボブ軍曹!そこから離れて!今すぐッ』
言われるまでもなく、ハリィとボブは森を走っていた。
レーダーに表示される赤い点、怪獣軍団裏口組は森の中を進攻中だが、その方角は真っ直ぐハリィとボブのいる方角へと突き進んでいたからだ。
『どういうこったァ?あいつら、俺らの姿が見えてんのかよ!?』
「多分、向こうもレーダーを持っているんだろう。或いは」
『気配を読んでるのかもしれないッスね』
『ルク!気配を読むって、あんた簡単に言ってくれるけど』
『格闘の達人じゃあるまいし、あんなデカブツがぁ?』
ひゅん、と唸りを上げて木々から白いシャワーが、本道を歩いてきた怪獣軍団を襲う。
木々の上に仕掛けてあったスパイダー――捕獲網が発動したものらしい。
一旦動きを止めたものの、怪獣軍団は、恐るべきパワーで縄を引きちぎろうとしている。
とは、レピアの報告であった。
「レピアとカズスンは射撃開始」
『OK!』『了解ですっ』
「二人とも、くれぐれも見つからないうちに避難しろよ」
傭兵と一口に言っても様々タイプがあり、一般的に銃をメインに扱っている傭兵は接近戦に弱い。
ハリィ達は銃撃戦を得意とするタイプの傭兵だ。殴られれでもすれば一撃即死は免れない。
近寄れない代わり、遠くから撃ってダメージを蓄積させる。
一発の殺傷力は低いが、多彩な道具でカバーする。それが彼らの戦い方であった。
勿論、銃士の中には一撃必殺を得意とする者もいる。
木の上で待機しているバージとルクが、そうだ。彼らはスナイパーと呼ばれた。
激しい銃撃音が街道に木霊する。レピアとカズスンの攻撃が始まったようだ。
道なりに異様な咆吼が響き渡り、続けて黒い影が森に飛び込んでゆくのも見えた。
いくら全身鎧で身を覆っているとはいえ、銃弾の雨嵐を飛び込んでいくとは、正気の沙汰ではない。
ハリィは通信機に怒鳴っていた。
「レピア!カズスン、逃げろ!!」
『うわぁ!』
『きゃあッ』
『レピア!?レピア、レピア――ッ!!!』
だが、返事の代わりに聞こえたのは悲鳴と、物が落ちる音。
通信機を取り落としたのだろう、そして悲鳴は――
絶望するハリィ達の耳に届いてきたのは、レピア達二人ではなく、聞き慣れぬ男の声であった。

『安心しろ。殺してはいない』
『だッ!誰だ、テメェッ!!』
『――俺の声を知らぬレイザース人がいるとは、驚いたものだな』

淡々としているが、この声には覚えがある。どこで聞いたものだったか?
そうだ、幼い頃、父親に無理矢理つれていかれた建国祭の騎士団イベントで、聞いたんだ。
黒騎士団の公開訓練だとかで、黒い鎧の騎士達を指揮していた男。
あの頃の黒騎士隊長は、テフェルゼンではなかった。
「……ジェスター=ホーク=ジェイト?」
『そうだ。いいか傭兵の諸君。命が惜しくば、我等の邪魔をするんじゃない』
『ンだとォ!?ハイそーですかって簡単に言うこと聞けるかってんだ!』
『諸君らのちゃちな武器など、こいつらには通用しない。これは忠告だ』
『ふざけんなっ!!レイザースの科学力をバカにするなよ!』
『……よほど自信があるようだな。ならば、試してみるがいい。死を覚悟した上で』
「待て、モリス!ボブも、不用意に煽りに乗るんじゃないッ」
男の声が不意に途切れる。一方的に通信を切られたようだ。
再び双眼鏡を目に当ててみれば、森から街道へ出てくる影が見える。
レピアとカズスンは奴にトドメを刺されなかったようだが、しかし何故――?
レイザースを滅ぼすのが目的なら、彼女達を生かしておくことの意味もないように思えるのだが……
「……バージ、ルク。無駄かもしれんが、範囲に来たら頭を狙え」
『了解!』『オッケ〜す』
レイザースをよく知る男が、レイザース製品の無力さを忠告してきたのだ。
恐らく、狙撃も怪獣には効かないかもしれない。
ハリィは釈然としないまま、撤退の意志を固めていた。
彼の決意を促すかのようにバージとルクが狙った怪獣の頭は一つも弾けることがなく、二人からは交互に悲鳴と悪態を漏らさせた。
傭兵達は速やかに森を離れて逃げ出す。
去り際、ハリィは道の向こうに黒い鎧を何人か見たような気がした。

――黒騎士団、やっと到着したのか。

願わくば、白と黒の騎士団で挟み撃ちにできれば理想なのだが。
しかし、森を渡り迫ってくる別の組もある。
タイミング次第では、黒騎士が前後を挟まれかねない危険な状態とも言えた。

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